先日、デートで京都の建仁寺に行きました!(*・ω・)ノ
この記事の目次
京都最古の禅寺 「建仁寺」へ行きました。
建仁寺は臨済宗建仁寺派の大本山で、建仁2年に栄西禅師により開山されました。開基は鎌倉幕府の第二代将軍、源頼家と伝えられています。
八坂神社や清水寺の近郊で、祇園の街中にありながらも静かな雰囲気の建仁寺。ふらっと立ち寄りたくなる落ち着く寺院です(*^_^*)
拝観料500円を納めると建物内を拝観出来ます。
重要文化財・国宝級の絵画が撮影OK!?
建仁寺の見どころの1つといえば、俵屋宗達の最高傑作と言われる『風神雷神図屏風』です。拝観受付をしてすぐの部屋に飾られています。
俵屋宗達の名前は知らなくても、この風神雷神図は日本史の教科書なんかで見覚えのある方も多いのでは!?
この『風神雷神図屏風』、国宝であるにも関わらず、写真撮影OKとのこと!
他にも建仁寺には『雲龍図襖』など数々の重要文化財があり、それら全てが写真撮影可能なんです。
こういう重要文化財とかって普通は撮影禁止でガラスケースとかに入れられるもんなんじゃないのー?って思いますよね(^_^;)
撮影OKの訳は、展示されている屏風や襖はみんな「デジタル複製画」だからなんですね〜。
複製画と言っても、本物のように高精細です!(本物見た事ないけど)
日本家屋と庭園に癒される。
建仁寺といえば、日本庭園です!方丈庭園、潮音庭、○△◻︎乃庭があります。
建物の縁側から眺める庭がとても綺麗で和みます。こんな庭のある家に住んでみたいな〜…。
中でも気になったのが、比較的新しい2006年に作られた「○△◻︎乃庭」です。
○は水、△は火、◻︎は地を表しているそう。
禅の思想を表しているらしいです…が私には難しくてわからなかった(´・ω・`)笑
▼「○△◻︎乃庭」
写真の左の井戸が◻︎、木の下が○、△は写真にうつっていないけど奥の砂の所が△になっています。
画家・仙涯義梵の『○△◻︎』の掛軸が元になっていて、掛軸も飾られていました。
ちなみに…このブログのタイトルの『あゆさんかくしかく』は、『○△◻︎(まるさんかくしかく)』をもじってつけました。笑
法堂の双龍図は圧巻!
法堂の天井一面に描かれた『双龍図』も凄い!
2002年に建仁寺創建800年を記念して、日本画家・小泉淳作画伯により2年の歳月をかけて描かれました。
108畳にも及ぶ壮大な水墨画は迫力満点でした。
こういう場所にあると古い絵なのかなぁ〜と思ってしまいますが、新しい絵だってことに驚きました。
おわりに
他にも茶室があったり、座禅体験や写経体験が出来る建仁寺。
御朱印も人気で、多くの方が御朱印帳を持って来られていました。
祇園や河原町の繁華街から近くですが、それも忘れさせるような落ち着いた雰囲気の建仁寺。
日本特有のわびさびの美学を感じたくなったら、是非とも足を運んでみて下さい!(*・ω・)ノ